HOME8.温暖化・気候変動 |世界のイスラム教有力者による「気候変動対策国際会議」開催 2050年までに100%再エネ切り替えを求める「イスラム宣言」公表。中東産油国にも要請(RIEF) |
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  世界のイスラム教のリーダーたちが、地球温暖化問題を話し合う国際会議がトルコのイスタンブールで開かれた。「気候変動に関するイスラム宣言」として、世界16億人のイスラム教徒に向け、温室効果ガス排出を段階的に削減し、2050年には100%再生可能エネルギーに切り替えることを呼び掛けた。

 

 今回の国際会議は「国際イスラム気候変動シンポジウム」。世界各国20カ国からイスラム教の教師、学者、政策担当者らが集まった。会議の成果である「イスラム宣言」は、レバノンとウガンダのイスラム法最高宗教指導者によって宣言された。

 

 宣言は、温室効果ガスを大量に排出する石油を産出する中東産油国を念頭に置いて、「イスラムの豊かな国、産油国こそが、できるだけ早く地球温暖化ガスの排出量ゼロに向けた段階的な実施のリード役と……

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