HOME |世界の都市の低炭素化投資で2050年までに17兆㌦のコスト削減。都市効率や快適性等の向上などを考慮すると、さらに経済的メリット高まる。国際レポート報告(RIEF) |
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 政府や有識者等で構成する国際的団体New Climate Economy(NCE)は、世界中の都市がビルのグリーン化や低炭素化した公共交通機関の整備等の温暖化対策をとることで、2050年までに17兆㌦(約2040兆円)のコスト削減が可能、とのレポートを公表した。

 

 都市問題が温暖化問題でもあることを指摘した形だ。現在、都市は先進国、途上国を問わず経済活動の中心となっており、世界のGDPの85%に相当する62兆㌦分が都市で生み出されている。特に途上国での農村部から都市部への人口移動は加速しており、2050年には世界の人口の3分の2が都市住民となるとみられる。また世界のエネルギーの67-76%を消費し、CO2の71-76%を排出している。

 

  温暖化対策での低炭素化移行を目指して都市問題に国……

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