HOME |英独仏の3カ国 EUの自動車排ガス規制で走行テスト方式の”抜け穴”確保でロビー活動。自動車メーカーだけでなく、政府も排ガス測定の不正操作に関与(RIEF) |
EUjidoushaキャプチャ

 ドイツのフォルクスワーゲンが、排ガス規制で不正操作をしていた問題に続いて、独、英、フランスの3カ国当局が、EUの排ガステストの“抜け穴”利用のための水面下のロビー活動を展開していたことがわかった。

 

 英ガーディアン紙の報道によると、EUは自動車の排ガス点検のための自動車走行テストの方式を1970年に設定されたNEDC(New Europuean Driving Cycle)から、2017年にはWLTP(World Light Vehicles Test Procedure(WLTP)に切り替える方向で動いている。最大の理由は旧システムのNEDCには、テスト上の“欠陥”があるためで、早急な改善が求められている。

 

 欧州委員会が進めている切り替え作業に対して、EUの最強国である独仏英の3カ国……

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