石油メジャー英BPのチーフエコノミストは、地球温暖化を阻止するためには、現在埋蔵量が確認されている同社をはじめエネルギー会社が保有する化石燃料の一定部分は活用できない(Unburnable)ことを認める発言をした。
先ごろロンドンで開いたthe Society of Business Economistsで、BPのチーフエコノミスト、Spencer Dale氏が指摘した。
2050年までの気温上昇を産業革命前から2℃上昇に抑制するには、石炭、石油などの化石燃料の使用を減らし、再生可能エネルギーなどに転換する必要が指摘されている。ただ、化石燃料開発ビジネスを展開する石油メジャー関係者が、保有資産の活用限界を認めたのは、珍しい。
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