エネルギー最大手の米エクソン(現エクソン・モービル)が、地球温暖化の原因を突き止めながら、長年にわたって懐疑論をキャンペーンしていた疑惑問題が、重大な局面を迎えようとしている。
同社は、1970年代に、自社の研究者の調査などから、同社が扱う石油などの化石燃料が地球温暖化問題を引き起こしていることを知りながら、1980年代に温暖化懐疑論キャンペーンを展開していたことが内部資料で明らかになった。米議会でも問題視され、民主党大統領候補のヒラリー・クリントン氏も連邦司法省の調査を要請している。
この問題で、このほど、ニューヨーク州のエリック・シュナイダーマン司法長官が、エクソン社に関係資料の提出を命じたことが明らかになった。Inside Climate Newsなどの報道によると、司法長官の……
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