HOME |世界80カ国以上の学者・研究者ら COP21に向け、「2℃目標」でなく「1.5℃目標」とするよう公開書簡で政治指導者たちに要請(RIEF) |
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   今月末からのCOP21を前に、世界80カ国以上の2000人以上の学者が、COP21に集まる政治リーダーに向けて、世界の気温上昇を1.5℃以下に抑制することを求める公開書簡を公表した。

 書簡(Open Letter)を公開したのは、気温変化が急激に上昇する「ホッケースティック曲線」を示した米気候科学者のマイケルE マン教授、「こうして世界は終わる」を執筆したナオミ・オレスケス氏、「最も影響力のある現代の哲学者」とされるオーストラリアのピーター・シンガー教授、言語学のノーム・チョムスキー氏ら。書簡への署名数は増えている。

 

 2013-14年に公表された国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次評価報告書では、現状のままでは産業革命以降の世界の気温上昇が4℃にも上昇し、気候変動の影響が激化すると推計されてい……

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