英イングランド銀行のマーク・カーニー(Mark Carney)総裁は、サステナブルファイナンスの基準として、EUが進めるタクソノミー(事業分類)開発について「良いスタートを切った。しかし、グリーンかブラウンかの二者択一的なアプローチはどうか」と課題を提起した。代わりに、多段階の評価ができる「より豊かなタクソノミー」を提唱した。
(写真は、㊥がカーニー総裁)
カーニー総裁は、先にニューヨークで開いた国連気候行動サミットの席でスピーチした。同氏は前金融安定理事会(FSB)議長でもある。FSBの依頼で結成された気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)が提唱したカーボン情報開示についても言及した。
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