次期欧州委員長のウルスラ・フォンデアライエン氏が、週明けの委員長就任後に打ち出す「欧州グリーンディール(EGD)」政策のドラフト案が明らかになった。政策の柱として2050年にEU全体をカーボン・ニュートラルにする「欧州気候法(European Climate Act)」を制定、EUのすべての政策にサステナビリティを組み込む「グリーン誓約」を適用するなどの内容になっている。
ドラフト案は次期執行部等が各加盟国の意見を徴収するために配布したものとみられ、今後、各国等との意見調整を経て、12月11日に委員長が公表するとみられている。
2050年を見据えた「欧州気候法」の制定は、今後のEUの経済・社会政策の大枠を規定することになり、EUは他……
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