EUは13日未明、ブリュッセルで開いた首脳会議で、2050年までに域内での温室効果ガス(GHG)量をネット・ゼロ(カーボン・ニュートラル」とする目標の設定で合意した。フォンデアライエン欧州委員長が打ち出した「欧州グリーンディール(EGD)」構想を了承した形だ。ただ、加盟国中、石炭火力依存度の高いポーランドは目標設定に合意しておらず、今後、同国に対する財政面からの支援交渉がカギとなる。
(写真は、首脳会議の成果を発表するベルギー出身のミッシェルEU大統領)
EU首脳会議は12日から開催した。これまで「2050年ネット・ゼロ」目標の設定に反対していたハンガリーやチェコなどが合意に回り、加盟28カ国中27カ……
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