HOME11.CSR |ERM日本社長の坂野且典氏 「現場主導型」の日本のESG対応。M&Aなどの場合に課題(RIEF) |

 

 ESG(環境、社会、ガバナンス)の非財務要因を企業が自らの企業価値にどう盛り込むかが、問われている。グローバルベースで非財務要因のコンサルタント業務を展開しているERMの日本法人社長である坂野且典氏に、企業はどのようにESG視点を持てばいいのか、そのためにコンサルはどのような役割を果たすのかなどを聞いた。

 

 坂野氏は、日本企業のCSR、ESGへの取り組みの ほとんどが、工場などの現場中心の拠点型であるのに対して、欧米のグローバル企業では、本部がポリシーを持ち、細かいところまで共通ルールで規定して現場に適用する方式としている点を指摘。日本型は現場が強いうちはいいが、グローバル化の中でのM&Aなどを想定すると、完全に違う企業カルチャーに転じるので、対応に問題が出る可能性を強調した。

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