HOME |フィンランド銀行(中央銀行)、2050年までに投資ポートフォリオをカーボンニュートラル化。中銀として初。総額80億ユーロ(約1兆円)。外国の国債投資も「低炭素国」選別(RIEF) |
BOF002キャプチャ

 

  フィンランド銀行(BOF : 中央銀行)は14日、外為資金等の保有投資ポートフォリオを、遅くとも2050年までにカーボンニュートラルに切り替えると発表した。同行の投資資金は80億ユーロ(約1兆円)。中央銀行で保有資金運用のカーボンニュートラル目標を公表したのはBOFが初めて。民間金融機関の投融資ポートフォリオのクリーン化を先導することを目指す。

 

 (写真は、ヘルシンキのフィンランド銀行の本店)

 

 BOFは年末までに、中間目標についても設定する予定。中間目標の設定では化石燃料関連企業向けの投資制限のほか、パリ協定の達成目標と整合する低炭素投資商品へのシフト等を盛り込む予定という。

 ……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン