HOME |東南アジア諸国連合(ASEAN)、独自の域内共通サステナブルファイナンス・タクソノミー案公表。EU案を土台に、ASEANの多様性を反映し分類も多様化する「マルチ・ティア方式」(RIEF) |
ASEANRAX003キャプチャ

 

  東南アジア諸国連合(ASEAN)は10日、域内共通の「サステナブルファイナンスのためのASEANタクソノミー案(version1)」を公表した。先行するEUのサステナブルファイナンスタクソノミーをベースにしながらも、ASEAN域内の多様な経済発展段階に対応するため、一律のタクソノミーではなく、基本となるタクソノミー(FF)と、よりグリーンな「プラス基準」の設定、さらに事業の閾値も3段階で設定するなど、「マルチ・ティア・コンセプト」での設定としている。

 

 公表された「version1」は、内外の市場関係者を対象としたコンサルテーションにかけられる。

 

 「ASEANタクソノミー」は域内のサステナブルファイナンスを促進することが目的。ASEAN……

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