HOME4.市場・運用 |各国の国債の評価に、国別の気候政策や排出量削減効果等を盛り込むグローバル共通指標のフレームワーク案。英機関投資家や資産運用機関等が提案。日本の「GX移行債」の評価にも(RIEF) |
Ascor001キャプチャ

 

 脱炭素のトランジションに向けた各国の取り組み評価を、国債の評価に盛り込むフレームワーク(共通尺度)案が提案された。英国のトランジションNGOや機関投資家、資産運用機関、大学等の連携による。各国が発行する国債は資本市場の投資家にとって有力な投資手段だが、発行国の気候対策を評価できる国債の評価手法は統一されていない。共通尺度が設定されると、各国の国債の中で、より気候対応に力を入れている国の国債への投資が進む期待がある。日本政府は「移行国債」の発行を宣言したが、本当に移行に値する政策が伴っているかどうかも、開発される共通尺度で評価できる期待がある。

 

 提案されたフレームワーク案は、「Assessing Sovereign Climate-related Opportunities and R……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン