HOME |オーストラリア金融界主導のサステナブルファイナンス・タクソノミー提言まとまる。対象事業・企業を「グリーン」「トランジション」「除外」と3分類。アジア諸国との整合性も図る(RIEF) |
ASFITaxonomyキャプチャ

 

 オーストラリアの金融界で組織する「Australian Sustainable Finance Institute(ASFI)」は27日、サステナブルファイナンスのタクソノミー最終版をまとめ、公表した。国際的なタクソノミー基準等と整合する相互運用性(Interoperability)重視を掲げたうえで、グリーン(適格事業)、除外(不適格事業)、炭素集約産業向けのトランジション(移行事業)の3種類のタクソノミーを提言した。提言はグリーンウォッシングを避けるため、タクソノミー準拠を義務とするよう、政府に政策対応を求めている。3種類のタクソノミーはシンガポールやSEAN諸国の仕組みと整合するもので、アジアの共通タクソノミーを意識した形だ。

 

 公表された提言は「オーストラリアのサステナブルファ……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン