HOME10.電力・エネルギー |北朝鮮が、「国連認証のカーボンクレジットの販売能力を持つ」ことが明らかに。水力発電所による「クリーン電力」から約20万㌧のクレジット創出可能(RIEF) |
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写真は、Google Earthで観測した北朝鮮の水力発電所の稼働状況=Daily NKの記事から)

 

  北朝鮮が国際的な認証を得たカーボンクレジットを他国に販売する能力があることが、話題となっている。同クレジットは同国の水力発電所からの創出が見込まれている。対象となる発電所はすでに、京都議定書によるクリーン開発メカニズム(CDM)の対象施設として国連に登録されているという。水力発電は再生可能エネルギーに含まれ、発電に際してCO2排出量ゼロと計算されることから、クレジットとしての品質も高い。クレジットの創出可能規模も約20万㌧という。ミサイルなどの開発よりも、クレジットの開発で「国際協力」に乗り出してもらえれば、北朝鮮はエネルギー安全保障と地域の安全保障の両方に貢献するのだが。

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