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浜岡原発:燃料棒のヒビ 17年間も公表せず…放射能漏れ事故で中部電(FGW) 「言いそびれた・・」と子どものような言い訳

2012-11-19 14:57:41

反原発デモの住民が押し掛けた中部電力本社
各紙の報道によると、中部電力は19日、浜岡原発1号機(沸騰水型軽水炉、静岡県御前崎市)で17年間も「ウソ」をついていたことを明らかにした。その内容は、1994年に発生した燃料集合体1体からの放射能漏れ事故の原因をめって、当時は「燃料棒に開いた小さな穴が原因。放射能漏れ等はない」と説明していた。ところが、その「小さな穴」が、その後、幅約0.5ミリのヒビに拡大しても、「小さな穴」のままで通してきた。同社は、「説明を修正する機会を逸した。申し訳ない」と話している。まるで子供の言い訳のように聞こえる。



 

反原発デモの住民が押し掛けた中部電力本社


燃料棒のひび割れは95年4月に確認した。しかし、同社はこれまで公表してこなかった。燃料棒に「0.5ミリぐらいのヒビ」があっても、大したことはない、というのが同社の基本姿勢のようなのか。中部電は、「同日、1号機の廃炉作業のため、来年3月までにこの燃料集合体を5号機へ移送する計画を県や報道機関に説明した際、「実はヒビだった」ことを、明らかにした。

 中部電力に限らず、電力各社はこれまでも、故障や小さな事故等を報告せず、数年あるいは今回のように10数年たってから、「実は」と明かすことが多い。監督当局の経済産業省もこうした不祥事に対して、厳しい姿勢をほとんどとらずにきた。安全神話を自ら毀損していることに、いまだに気づいていないようだ。

中部電力のプレスリリース: http://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_release/press/3202682_6926.html