HOME新規 |サーベラス、小学校乱射事件で銃メーカーを売却へ (WSJ) 投資家の批判に配慮 |

サーベラス、小学校乱射事件で銃メーカーを売却へ (WSJ) 投資家の批判に配慮

2012-12-19 16:53:41

WSJOB-VS785_121219_D_20121218210632
米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントは18日、コネティカット州ニュータウンの小学校で14日起きた銃乱射事件で使われた銃を製造したフリーダム・グループを売却する方針を明らかにした。ニュータウンの地元警察は、犯人のアダム・ランザ容疑者が使用した銃はフリーダム社製のブッシュマスター・ライフルだったと発表。これを受け、サーベラスの経営陣はフリーダムの売却を決定した。

  関係者によると、フリーダムのジョージ・コリティデス最高経営責任者(CEO)は取締役会で、サーベラスが売却を決めた理由として、銃規制をめぐる論争の的になるのを避けるためだと説明した。投資家からの圧力も一因だったという。コリティデス氏はサーベラスのマネジングディレクターも務める。

 

 スピッツァー元ニューヨーク州知事は17日、雑誌スレートのインターネット版への寄稿で、銃規制の強化を推進するため「銃メーカーの保有者、特にサーベラスに圧力を加える」よう呼び掛けた。またカリフォルニア州教職員退職年金基金(CSTRS)は18日、サーベラスに対する5億ドル(約420億円)の投資コミットメントを見直す方針を表明した。CSTRSはサーベラスのファンドを通じフリーダムの株式を2.4%保有している。

 

 サーベラスは2007年、所有している銃・弾薬メーカー各社を統合してフリーダム社を設立した。フリーダムは10月に正式名称をレミントン・アウトドアに変更したが、事業ではそのままフリーダムの名称を使用している。

 

 フリーダムは、07年の創業以来5年のうち4年は赤字を計上したが、今年は9月時点では小幅ながら黒字を記録している。サーベラスは現時点でフル―ダムを売却した場合、少なくとも少額の利益が出ると予想している。

 

http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324222904578188083394234290.html?mod=djem_Japandaily_t