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国交省、リコール隠しの三菱自動車に立ち入り検査 5年間不具合情報を届け出ず(FGW) 機能しなかった同社の「企業倫理委員会」
2012-12-26 00:07:29
各紙の報道によると、国土交通省は25日、三菱自動車がリコール情報を長年にわたって隠していた問題で、東京都港区の同社本社や愛知県岡崎市の同社品質統括本部などに、道路運送車両法に基づく立ち入り検査を実施した。
国交省などによると、同社は軽自動車のエンジンオイル漏れの不具合情報を2005年に把握しながら重視せず、10年11月まで5年間にわたってリコールを届けなかった。その過程で、国交省にオイルの漏れ方を過小に評価した説明をするなど、対応に不適切な点があった。
三菱自動車は、2000年7月に、1970年代から30年にわたって10車種約60万台の自動車のリコールにつながる不具合情報を届け出ず、隠していたことが内部告発で発覚。さらに2002年1月には、同社のトラックのハブが欠落してタイヤが脱輪、母子3人を死傷させる事故を起こしている。同事故については、自動車の欠陥が原因の一つで、リコールを早く届け出ておれば、防げたとして、最高裁でも同社の担当幹部が有罪判決を受けている。
こうした不祥事続出を受けて、2004年6月、取締役会の諮問機関として、社外の識者を集めた企業倫理委員会を設置、 元最高検刑事部長の松田昇氏ら社外有識者6名がメンバーになっている。同社HPでは、同委員会は取締役会に対して答申・提言をする役割を担ってきたと説明されているが、今回の新たなリコール隠しの発覚で、同委員会が本当に機能していたのか、単なる免罪符の役割を演じていただけではないか、という疑問も出ている。
三菱自動車企業倫理委員会のメンバー
| 委員長 | 松田 昇 氏 | (弁護士、前預金保険機構理事長、元最高検刑事部長など) |
|---|---|---|
| 委員 | 川岸 近衛 氏 | (前証券取引等監視委員会委員、元読売新聞論説副委員長) |
| 委員 | 藤本 隆宏 氏 | (東京大学大学院経済学研究科教授、東京大学ものづくり経営研究センター長) |
| 委員 | 宮本 一子 氏 | (日本消費者協会理事、前川村学園女子大学教授、日本消費生活アドバイザー・ コンサルタント協会常任顧問) |
| 委員 | 村 和男 氏 | (弁護士、國學院大學法科大学院教授、前(株)整理回収機構常務執行役員) |
| 委員 | 山本 信之 氏 | ((株)コンプライアンス・コミュニケーションズ取締役、前桐蔭横浜大学コンプライアンス研究センター講師、元日本興業銀行参事) |

































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