東電福島第一 タンク周りの堰の雨水 汚染水漏れ発覚の“欠陥貯水池”に移送開始 規制委も承認(東京) ドロナワ方式で「コントロールされている」のか?
2013-10-24 14:34:40
東京電力は二十四日、台風27号に備え、福島第一原発のタンク群周りの堰(せき)内にたまっている雨水を、地下貯水池に移す作業を始めた。貯水池からは4月、高濃度の放射性ストロンチウムを含む水が漏れ、信頼性が失われているが、東電は他に十分な移送先がないとして、まだ汚れていない貯水池を雨水の移送先に使った。
水漏れ事件で、貯水機能に疑問符がついた地下貯水池をめぐっては、東電の広瀬直己社長自らが今後は使わないことを約束していた。しかし、東電の今泉典之原子力・立地本部長代理は23日の記者会見で、 「堰の水を全て地上タンクに移せればいいが難しい。やむにやまれず、地下貯水池を使わせていただきたい」と述べた。
すでに原子力規制委員会に貯水池を使う方針を報告し、了承を得たとしている。汚染雨水の移送が始まったのは、タンク群のうち1~4号機に近い北側の六つの区域。堰にたまった雨水は、東電の排出基準(一リットル当たりストロンチウム90が一〇ベクレルなど)の三~九十七倍とかなりの濃度があり、法定の放出限度(同三〇ベクレル)もほぼ全ての区域で超えていた。
堰の高さは三十センチしかなく、二十日の雨では、初動が遅れたこともあり、六区域のうち五区域の堰から汚染雨水があふれ出した。二十三日午前の時点でも、五区域の堰内には、雨水が二十センチ以上たまった状態。東電はこのままでは少しの雨でもあふれると判断し、地下貯水池への移送に踏み切った。
東電は、排出基準を超える放射性物質が検出された堰内の水は、雨水用に用意した四千トン分のタンクと、2号機のタービン建屋地下に移送すれば、十分に対応できると説明してきた。
しかし、いざ台風が来ると、堰内にはあっという間に雨水がたまり、十六日の台風26号の際にたまった雨水はタンクの容量を大幅に超えていた。次の台風に備えて堰から水を抜くため、雨水用タンクに移送しようとしても、今度は建屋地下の水位が危うくなった。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013102402000138.html
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013102402000241.html

































Research Institute for Environmental Finance