HOME新規 |福島沖のシロメバルなどから基準超のセシウム検出。にもかかわらず漁協は試験操業対象の魚種を拡大。全部で27種、一部は東京にも出荷(FGW) |

福島沖のシロメバルなどから基準超のセシウム検出。にもかかわらず漁協は試験操業対象の魚種を拡大。全部で27種、一部は東京にも出荷(FGW)

2013-10-30 20:18:09

基準の3倍超のセシウムが検出されたシロメバル
基準の3倍超のセシウムが検出されたシロメバル
基準の3倍超のセシウムが検出されたシロメバル


福島県が30日公表した水産物の緊急時モニタリング検査結果によると、県下の富岡町沖で収穫したシロメバルから、食品安全基準(1kg当たり100ベクレル)を上回るセシウム330ベクレルを検出したほか、いわき市のコモンカスベ、イシガレイなどで基準を上回るセシウムを検出した。

 

今回の公表分は、今月14日から28日かけて、福島県沖と、県内の河川で採取した魚類180品目についての調査。最高値を検出した富岡町のシロメバルは、24日に採取されたもので、性済む134が105ベクレル、同137が227ベクレルだった。いわき市沖で採取したコモンカスベは140ベクレル、イシガレイが110ベクレル、また広野町のアイナメからは100ベクレルを検出した。

河川からは、阿武隈川水系の伊達市布川のヤマメから270ベクレル、同石田川のヤマメからも190ベクレルと高い値を検出した。また猪苗代湖のウグイからも、基準値に近い94ベクレルを検出した。

福島沖で収穫される魚類に依然、高濃度のセシウムが検出されることがわかった同日、福島県漁業協同組合連合会は、福島県沖で続けている試験操業の対象に、アカガレイなど9魚種を追加すると決めた。これまでの放射性物質のモニタリング検査で、市場に流通させても問題ないとの判断による。福島県内での試験操業はすでに、メヒカリなど18種が対象となっており、今回の追加で、計27種に拡大する。

 漁業連合会は福島県沖での本格的な漁を自粛しているものの、県北部の相馬双葉漁協が昨年6月、魚種を3種に絞り海域も限定して試験操業を開始している漁獲した魚は主に、福島県内で販売されているが、一部は、東京などにも出荷されているという。原産地証明を表示しなくてもいい居酒屋などでは、福島産の魚類が『安さ」から人気になっているとの指摘もある。

 

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/mon251014-28f.pdf