HOME |福島県南相馬、葛尾の世帯主調査 半数が「帰還、判断つかぬ」 原発事故処理の不透明さを表す (福島民友) |

福島県南相馬、葛尾の世帯主調査 半数が「帰還、判断つかぬ」 原発事故処理の不透明さを表す (福島民友)

2013-11-02 12:05:07

fukushimanamies_f20_RTR3FJM4
fukushimanamies_f20_RTR3FJM4復興庁は1日、福島県南相馬市の避難区域と、葛尾村の世帯主を対象に実施した住民意向調査の結果を発表した。帰還の意向について「現時点でまだ判断がつかない」と回答した世帯主は、南相馬市44.0%、葛尾村45.0%といずれも半数近くに上り、「戻ることを決めている」「戻りたいと考えている」と答えた世帯主(南相馬市29.3%、葛尾村25.6%)を大きく上回った。また、「戻らないと決めている」と回答した世帯主は、南相馬市26.1%、葛尾村23.9%となった。
<南相馬> 南相馬市で「判断がつかない」と答えた世帯主は、年代別で30代47.3%、40代47.9%、50代47.2%と、働き盛りの世代で多くなった。20代は36.5%と世代別で最も低かったが、逆に「戻らないと決めている」は世代別で最高の55.2%に上り、若年層では既に帰還に見切りをつけている傾向が浮き彫りになった。

 
<葛尾> 東京電力福島第1原発事故で全村民が避難している葛尾村では、「まだ判断がつかない」と答えた世帯主の割合は昨年実施した前回調査の30.7%に比べ大幅に増加した。

 
「戻らないと決めている」と回答した世帯主は、前回調査の27.1%から3.2ポイント減少した。村民が判断しかねている現状について、村は「除染が進んだことで『帰還できるのでは』と考える人が増えた一方、震災から時間がたち『戻るのは難しい』と思う人も増えたのでは」と分析している。

 

http://www.minyu-net.com/news/news/1102/news5.html