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IAEAモナコ海洋研究所所長 たった一日の福島沖視察で、日本の海洋調査「信頼できる」(各紙)

2013-11-08 14:04:09

東電の作業船の上から海水採取作業を眺めるオズボーン氏
東電の作業船の上から海水採取作業を眺めるオズボーン氏
東電の作業船の上から海水採取作業を眺めるオズボーン氏


各紙の報道によると、7日から始まった国際原子力機関(IAEA)の専門家による東京電力福島第1原発の汚染水の海洋汚染調査に参加したIAEAモナコ海洋環境研究所のデービッド・オズボーン所長は、視察後会見し、「日本の海洋モニタリング調査方法は国際的な基準に従い、信頼できる」と話した。東電の用意した調査船に一日乗っただけで、調査データも分析せず、「信頼」の言葉を口するとは、この所長は何者なのか。

今回のIAEAの専門家派遣は、福島原発から汚染水が海洋に流出しているにもかかわらず、安倍首相が「(完全に)コントロールされている」と国際公約するという日本政府の“矛盾”した対応に、周辺国を含めて国際的な不安が出ていることに対して、IAEAが専門機関としての権威で海洋汚染の有無を検証する作業の一環。廃炉作業の検証を含めて今月下旬に来日するIAEAの本調査団の事前準備も兼ねている。

 

 オズボーン所長らは、同日、いわき市小名浜港から東電の採水船に乗り、福島第1原発沖などで海水試料の採取方法を視察した。原発の半径20キロ圏内の沖合で放射性物質の濃度を調べるために海水を採取する手順を確認した。

 

同氏の「信頼」発言は、視察後の記者会見で出た。同氏は、IAEAの評価でないことを前置きした上で、同日の視察の感想を述べた。この日の調査は、日本で行われている海洋モニタリング方法が、国際的な基準に照らして妥当かどうか、確認することが狙いで、海洋上での調査だけでなく、調査データの処理、分析等の一連の作業途中で、日本政府寄りの発言をしたことに同所長の見識を問う指摘もある。

 

 元々、今回の調査には国際世論を鎮める意図があるとはいえ、オズボーン氏の発言には、「外の権威」に弱い国内世論を意識した面あるようだ。同氏らは、8日には福島第1原発の分析施設を視察。11日には原子力規制庁などと協議する予定。

 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131107/t10015882051000.html

http://www.minyu-net.com/news/news/1108/news1.html