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アマゾン森林消失面積、1年間で3割増加へ 食料高騰で違法伐採拡大 温暖化、生態系維持にピンチ!(各紙)

2013-11-15 16:19:11

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  Amazonie_jt01各紙の報道によると、ブラジルの世界最大の熱帯雨林であるアマゾン地域が、危機的様相を強めている。ブラジルのテイシェイラ環境相が14日発表したデータによると、アマゾン一体の熱帯雨林の消滅した森林面積は、今年7月までの1年間だけで前年よりも約28%も多かったという。前年同時期まで4年連続で消滅面積数が減少していたのが一転して、増加基調になった。

 テイシェイラ環境相の説明によると、一気に消滅増加に転じた背景には、牧草地や農地確保を狙った違法伐採の拡大が影響しているという。世界的な食料価格高騰を受けて、熱帯林を農地に転用する動きが急拡大している。

さらに、電力確保のためのダム開発の影響も見逃せない。また環境保護団体などは、同国政府が貧農保護を目的として、アマゾン地域での環境保護規制を緩和したことも、農地化を促進したとの批判もあがっている。熱帯林は、温室効果ガスの吸収源であると同時に、豊かな生態系の保全の場でもあることから、ブラジル政府の急速な保護対応が求められる。