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東電福島第1原発 汚染水貯蔵タンクの堰 相次いで4か所から漏えい起きる(FGW) コンクリートが早くも劣化か(?)一気に汚染水ダダ漏れへ

2013-12-22 21:50:37

東京電力福島第1原発で、汚染水のタンク群を囲むせきから漏れた水=21日
東京電力福島第1原発で、汚染水のタンク群を囲むせきから漏れた水=21日
東京電力福島第1原発で、汚染水のタンク群を囲むせきから漏れた水=21日


東京電力は22日、福島第1原発に設置している汚染水貯蔵タンク群を囲んでいる堰が相次いで4か所から漏水したと発表した。いずれも原因は不明としているが、タンク自体が一時的な用途として使うフランジ型で、堰自体も突貫工事で間に合わせただけに、早くも堰の構造体に疲弊が生じている可能性も出ている。
東電によると、まず、12月21日に、H5タンクエリア西側の堰の基礎継ぎ目部から漏水が確認された。さらに翌22日の午後4時13分頃、同タンクエリア北東側において新たに堰の継ぎ目部から漏水していることを、パトロール中の協力企業作業員が確認した。

また、その約20分後に、今度はG6北タンクエリア北側の堰の下部、また6時40分頃には同タンクエリア西側の堰に発生したヒビからも、それぞれ漏水していることを、パトロール中の協力企業作業員が相次いで確認した。

東電では、漏えい箇所(堰の外側)に、土のうやビニールシートで漏えいする水の水受けを設置して、漏えい水が土壌に染み込まないようにするとともに、水受け部に仮設ポンプを設置して、漏えいした水を堰内に戻す作業を実施している。また漏えい水は側溝や排水路に流入しておらず、海洋流出はしていないと判断している。

タンク堰からの漏えいは、今秋、台風などの大雨で堰に大量にたまった際にあふれ、その後、コンクリート製の堰のかさ上げ工事を実施したが、今回ように、大雨も降っていない段階で、相次いで4か所から漏水が発生したことで、タンクだけでなく、堰のコンクリートの構造に問題がある可能性が強まっている。原発事故後のタンク増設が応急的に実施されたことから、堰を含めて工事自体がズサンだったのではないかとの見方も出ている。

 

タンクと堰の見取り図:http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_131021_14-j.pdf