HOME |カリフォルニア州議会 2045年の再エネ100%目標の導入を断念。電力労使の反対運動で採決できず。環境団体は「されど、再エネ転換のモメンタムは止められない」と(RIEF) |
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 米カリフォルニア州議会は、2045年までに州内の電力を100%再生可能エネルギー発電に切り替えを求めた法案を先週末の予算関連法案の審議終了までに採決できなかった。法案が成立すれば米州ではハワイ州に続く「再エネ100%州」になる予定だったが、電力業界が労使共同で反対運動を展開、民主党が多数の州議会でも承認できなかった。

 

 法案は「Senate Bill 100」で、今年2月、上院議員の Kevin de Leon (民主党)が提案していた。現行の州の「再生可能エネルギーポートフォリオ標準計画(California Renewables Portfolio Standard Program )」では、州内の電力の再エネ電源への切り替えを2020年までに33%、2030年までに50 %などと決めている。新法案……

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