
EU欧州委員会のサステナブルファイナンスの技術専門家グループ(TEG)は、サステナブル投融資のベンチマーク最終案を公表した。新たにパリ協定の目標達成と整合する「EU PAB」と、移行リスクを踏まえた「EU CTB」を設定、さらにすべての投資に適用されるESGベンチマークの3つを提案した。EU PABでは石炭関連事業の収入が1%以上、石油収入10%以上の企業は対象外とするなど厳しい基準を示している。
欧州委員会は今回の最終案を2020年には市場で活用できるようにしたい、としている。
また最終報告で新たに2つのベンチマークを盛り込んだ理由について、①ベンチマークの提供企業に、ベンチマーク設定の柔軟性を提供し、市場での比較可能性を高める②……
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