三井住友銀行は15日、日本のメガバンクで初めて、調達資金を再生可能エネルギー事業等への融資に充当するグリーンボンドをドル建てで5億㌦分を発行すると発表した。

 

　グリーンボンドは低炭素社会構築のための資金調達手段として、各国で金融機関や企業の発行が相次いでいる。だが、日本の金融機関の発行は、昨年の日本政策投資銀行だけ。このほかトヨタの米法人が二度にわたって発行している。

 

　三井住友銀行のグリーンボンドは、米ドル建てで、発行日は今月20日。調達額は5億㌦(約600億円）、期間5年。調達資金は再エネや省エネ事業で同行の一定の要件を満たす事業に対する融資に活用する。ボンドの金利は2.45%。通常のドル建て社債と同レベル。主幹事はバンクオブアメリカメリルリンチ（……

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