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ドイツのetheconが東電株主総会に出席!(原発とめろ!新橋アクションのブログ)

2012-06-28 15:57:34

株主総会会場に入る前の記者会見で】 アクセル・ケーラー・シュヌーラ会長
アクセル・ケーラー・シュヌーラ会長の東電総会前の記者会見:
 私たち「エテコン」は今回、東京電力に「ブラックプラネット賞」を授与するために訪日しました。私たちは2006年から毎年、最も地球環境を破壊し、人類に最悪の問題を生じさせた人間もしくは企業にブラックプラネット賞を授与してきました。2011年11月には東電に対する授与式を200人で行いました。対象は、東電の清水前社長と勝俣会長、西沢社長、その他責任者および東電です。



株主総会会場に入る前の記者会見で】 アクセル・ケーラー・シュヌーラ会長


 私たちは24日に訪日し、25~26日に福島に行きました。そこで、何百万人もの人間を危険にさらす信じられない現場を見ました。放射線量を測ると、どんどん上昇していくのです。
 私たちは今日、ブラックプラネット賞を今日、東電に授与します。東電の主要株主は何よりもまず、救済のための金を自分の懐から出すべきです。日本から、そして全世界から原発はなくなるべきです。

【株主総会会場を出てきた後】 シュヌーラ会長
 私たちを株主総会に出席させないという東電のものすごい圧力の中で、今日、日本の仲間たちの協力により、東電の株主総会の会場に入ることができました。

 私は30年間、ドイツで批判的株主運動をしてきた。ブラックプラネット賞の授与行動では数々の企業のひどい対応も経験したけれど、東電ほどひどい対応は初めてだ。

 どの株主総会でも株主は発言権を持っているが、東電の株主総会ではそれができない。私たちは「意見を言いたい」と長時間、挙手し続けたが、東電は私たちに発言権を与えなかった。

 まるで封建時代のような独裁的な議事運営だ。昔の皇帝と臣下の関係を思い起こした。東電の勝俣会長らは皇帝のような権利を持ち、すべてを独裁的に支配しているのだ。「何時に終わらせる」「批判的な意見は封殺する」と決めていて、それを実践したのだ。

 東電はメディアが株主総会に入ることも認めず、会場から締めだした。本当に非民主的だ。
 

このような対応をしたのは、地球環境をここまで汚した東電が、この賞を受けることを恐怖しているからだ。ブラックプラネット賞のトロフィーは、28日の東電デモで必ず渡す。

 
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