大和証券グループの大和PIパートナーズは、木質バイオマス発電事業を推進するグリーン・サーマル社(東京)と資本業務提携を結んだ。第一弾としてグリーン社が山形県で手掛ける総事業費40億円のバイオマス発電事業のために同社が発行するA種種類株の第三者割当増資を引き受けた。
グリーン・サーマルは2009年から、福島県と大分県で木質バイオマス発電所を稼働させるなど、木質バイオマス発電に特化した発電事業者として、全国で事業展開をしている。今回の山形県での事業は、森林面積が県全体の7割を超える同県の森林資源を活用するもの。
山形県内の山林地域ではスギやナラの人工林が広がるが、間伐などによって発生する未利用材の処理が課題になっている。そこでグリーン・サーマルは、米沢市内に「DSグリーン発電米沢」を……
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