バイデン次期政権の証券取引委員会(SEC)委員長に、ゲーリー・ゲンスナー(Gary Gensler)氏の就任が最有力になった。同氏は、元商品先物取引委員会(CFTC)委員長で、リーマンショック後にスワップ市場取引を強化したほか、LIBOR不正問題も手掛けた「スゴ腕」。ウォールストリートの金融関係者にとって、怖い存在であると同時に、気候変動課題ではTCFDの気候リスク情報開示にもSECの主導権を明確化するとの期待がある。
(注)バイデン次期米大統領は18日、正式にゲンスラー氏をSEC委員長に起用すると発表した。http://rief-jp.org/ct4/109971
米金融各紙が伝えた。「ほぼ内定」という段階のようだ。SEC委員長のポストは、昨年末にトランプ政権……
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