HOME6. 外国金融機関 |国際金融公社(IFC)。途上国の新型コロナウイルス対策を支援する初の「コロナウイルスボンド(ソーシャルボンド)」発行。スウェーデンの年金・保険機関が引き受け。約300億円(RIEF) |
IFC3キャプチャ

 

 新型コロナウイルス感染による途上国での影響を抑制するため、国際金融公社(IFC)は資金使途をコロナウイルス対策に絞ったスウェーデンクローナ建てのソーシャルボンド(通称、コロナウイルスボンド)30億スウェーデンクローナ(約2億9200万㌦=約306億円)を発行した。ボンドはスウェーデンの年金等の3金融グループがそれぞれ引き受けた。

 

 コロナウイルス対策で、世界経済の動きが止まってしまう懸念から、世界銀行グループは緊急に140億㌦を資金を危機対応プログラムとして途上国等に供給する体制を整えている。このうち、民間ベースでの融資を提供するIFCは、半分強の80億㌦を供給する。その資金調達の一環として、ソーシャルボンドを緊急発行した。

 

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