HOME2. 保険 |仏保険Axa キャスツゥル会長 「世界の気温上昇が4℃以上となったら、保険引き受けは不可能」と警告(RIEF) |
Axaキャプチャ

 仏大手保険会社Axa Groupの会長兼CEO、アンリ・ドゥ・キャストゥル(Henri de Castries)氏は、 気候変動対策が十分とられず、世界の気温上昇が産業革命以前に比べて4℃上昇に達したら、大半の資産は保険引き受けの対象外となるだろう、と述べた。

 

 今月末からパリで開く国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)では、温暖化の影響を食い止めるには、2020年以降の温室効果ガス削減の国際的枠組みで、産業革命以来の気温上昇を2℃以内に抑える目標で合意することが求められている。

 

 しかし、現在、各国が事務局に提出している削減目標を実行しても、今世紀末には2.7℃上昇になるという。またその目標値についても、各国が約束どおりの削減を実行するという保証はない。効果的な温暖化対……

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