HOME |香港の中央銀行である香港金融管理局(HKMA)、グリーンファイナンス戦略を公表。香港内の銀行の「環境配慮ベースライン」を評価対象に。外貨準備ファンドの運用にESG配慮(RIEF) |
HK2キャプチャ

 

 香港の中央銀行に相当する香港金融管理局(HKMA)は、香港金融市場でのグリーンファイナンスを発展させるための3分野からなる政策手段を公表した。気候変動リスクを削減し、サステナブルファイナンスを達成することを目指した対策として、個々の銀行の「環境配慮ベースライン」を評価する共通フレームワークを開発するほか、外貨準備ファンドの運用に、ESG要因を重視する責任投資の考えを盛り込むことなどを盛り込んだ。

 

 HKMAのグリーンファイナンス方針は、総裁のNorman Chan氏が宣言した。香港は国ではないが、HKMAは実質的に中央銀行であり、グリーンファイナンスを金融政策や外貨運用等において明確に取り組むことを宣言したのは、中銀として初めてともいえる。

 

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