HOME8.温暖化・気候変動 |新型コロナウイルス対策の各国制限措置で、4月初めまでのグローバルなCO2排出量は平均17%減。年間では「第二波」が来ると、平均7%減、最大13%減の可能性。英研究論文(RIEF) |
CO21キャプチャ

 

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、工場等の操業停止、人の移動の制限等がグローバルに展開していることで、4月初めまでの世界のCO2排出量が前年同期比で平均17%減少した。英研究者らの調査でわかった。ピーク時には平均26%減にまで減った。年間の削減見通しは、現状でウイルスをほぼ克服できたとすれば、平均4%減(最大7%減)、6月半ばまでに第二波があると、平均7%減(最大13%減)と推計している。

 

 (上図は、研究チームが推計した指数に基づくグローバルCO2排出量。Levelは各国の制限策の強度を表す)

 

 調査は英イーストアングリア大学の研究員で英政府のCorinne Le Quere氏らの研究チームがまとめ、Nature Climate ……

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