HOMERIEF Interview |富国生命保険の米山好映社長 「コーポレートガバナンスとスチュワードシップの両コードの適用は、投資家と投資先企業の『双方向性』」と強調(RIEF) |

 富国生命保険の米山好映社長は、コーポレートガバナンスとスチュワードシップの両コードの適用について、投資家側と投資先企業の「双方向性」を強調した。

 

   両コードの制定以降、投資家企業が投資先企業に対して、エンゲージメント(関与)の強化の一環として経営陣に収益増強を求める動きが広がっている。ただ、短期的な収益増強路線に陥ると、当該企業の長期的な戦略が疎かになるリスクも指摘されている。

 

 米山社長は、「われわれは保険契約者の資金を預かる機関投資家としての立場にある。投資先企業のガバナンスは当然大事だが、われわれ自身の機関投資家としてのガバナンスも問われる」と述べた。特に、資金運用企業による投資先へのエンゲージメント行動について、この点でも「基本は双方向性が大事。一方的に投資家側が投資先企業に……

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