NPO法人「社会的責任投資フォーラム(JSIF)」はこのほど、ESG評価を投資判断に組み込んだサステナブル投資に、機関投資家がどう取り組んでいるかを調べる包括的なアンケート調査を実施した。アンケートから浮かび上がる日本の機関投資家のESG投資の実態像をJSIF会長の荒井勝氏に聞いた。
JSIFのアンケートは、日本版スチュワードシップ・コードの受け入れを表明した年金等の機関投資家、資産運用機関等59機関を対象として行い、28機関から回答を得た(回答率47.5%)。回答機関のうち、資産保有機関が7社、資産運用機関20社、両方を兼務する企業1社だった。
回答機関のうち23機関が国連の責任投資原則(PRI)に署名しており、14機関が環境省の「21世紀金融行動原則」……
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