HOMERIEF Interview |さわかみ投信会長の澤上篤人氏に聞く(下) 長期投資とESG評価の関係。「金融市場の混乱は15年は続くだろう」「その後に、ESGが当たり前になる社会へ」(RIEF) |
sawakami12キャプチャ

 

 ――これまでのレジュームが大きくチェンジするということですね。そのチェンジする時に金利に耐えられるところは買いということですが、ESGのように、今まで評価されてこなかった温暖化リスクとか社会リスクとかは、その変化の局面でどうなるでしょうか。

 

 澤上氏:マーケットは非常に混乱を起こし、その混乱は、たぶん5年くらい続くと思うが、その後は、ESGを誰も言わなくなる。ESGなど当たり前になるだろう。なぜかというと、V字で上昇する株というのは、金融政策でかろうじて生きているようなゾンビ企業の株ではない。当たり前のビジネスをやっている会社だ。そうした会社はどこでビジネスをしているかというと、消費者がその企業の商品・サービスにお金を払ってもらうことで生きていける。

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