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横浜銀行、神奈川県営水力発電の再エネ電力を、本店に導入。電力の「地産地消」に貢献。年間2451㌧のCO2削減の見込み(RIEF)

2020-12-15 16:23:06

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 横浜銀行は2021年4月から、本店ビルで使用する電力に、神奈川県営水力発電所の再生可能エネルギーによるCO2フリーの電力を導入する。年間、約2451㌧相当のCO2排出量を削減できる見込み。同水力発電所の電力は県内発電所の電力で「地産地消」電力となる。

 

 県営水力発電の再エネ電力は「アクアdeパワーかながわ」の名称。神奈川県と同県企業庁、東京電力エナジーパートナーは2019年12月に、県内11カ所に点在する県営水力発電所で発電した再エネを県内企業に供給する「アクアdeパワーかながわ」サービスを開始した。

 

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 同プランを導入することで、再エネの「地産地消」に基づくCO2排出量削減に貢献できるほか、電気料金の支払いを通じて神奈川県の環境施策の推進を支援できる。今回の横浜銀行の利用は、県内企業が同電力を使用する初の事例となる。年間約 2451㌧のCO2排出量削減は杉の木約17万本が吸収するCO2量に相当する。

 

 神奈川県と横浜銀行は、2018年12月に「SDGs推進に係る連携と協力に関する協定」を結び、協働施策を進めている。横浜銀行は、グループの「サステナビリティ長期KPI」と して「2030年度の自社でのCO2排出量を2013年度比で26%削減」の目標を掲げ ている。

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