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三井住友フィナンシャルグループ、ドル建てグリーンボンド5億㌦分発行。調達資金は再エネ、省エネ等のファイナンスに充当。これまでのグリーンボンド発行額は累計約30億㌦近くに(RIEF)

2022-01-17 17:39:18

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 三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)は17日、米ドル建てグリーンボンド5億㌦分(約570億円)を発行したと発表した。同行がグリーンボンドを発行するのは7回目。調達資金は再生可能エネルギー事業や省エネ事業等に充当する予定としている。

 

 発行したグリーンボンドは期間7年で、金利は2.472%。主幹事はグループのSMBC Nikko Securities Americaのほか、BoF Securities、Barclays Capital、Credit Agricole CIB、ING Financial Marketsで構成した。ボンドは大半が欧米の機関投資家向けに販売された。

 

 SMBCは2015年に国内民間銀行では初となるグリーンボンドを発行して以来、これまでドル建て、ユーロ建て、円建て等でボンドを発行、再エネ等への投融資資金の原資としている。ボンドのグリーン性についてはSustainalyticsがSMBCのグリーンボンドフレームワークにセカンドオピニオンを付与している。https://rief-jp.org/ct1/109700

 

 これまで同グループのグリーンボンド発行総額は23億5000万㌦(約2420億円)だったので、今回の発行分を加えると28億5000万㌦と、30億㌦近くに達することになる。

 

 SMBCでは2030年までに、グループ企業が排出する温室効果ガス排出量をネットゼロにするとともに、2050年までに投融資ポートフォリオ全体でもネットゼロを実現する目標を公表している。

 

https://www.smbc.co.jp/news/j602510_01.html