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農林中央金庫。3回目のドル建てグリーンボンド発行。発行額5億㌦。資金使途は再生可能エネルギー事業等に充当。発行後はシンガポール証取に上場（RIEF）

2023-03-06 18:52:23

nochu001キャプチャ

 

　農林中央金庫は、同金庫として3回目となるドル建てグリーンボンドを発行した。発行額は5億㌦（約678億円）を9日に発行する。資金使途は、再生可能エネルギー事業など環境改善に資する「適格グリーンプロジェクト」に充当する。

 

　農中は2021年9月に同金庫として初のドル建てグリーンボンド10億㌦を発行して以来、昨年9月にも5億㌦分を発行しており、毎年ドル建て資金の調達にグリーンボンドを充当している。

 

　3回目となる今回のボンドは、期間5年、利率は5.430%。セカンドオピニオンはSustainalyticsがICMAのグリーンボンド原則（GBP）への適合を付与した。資金使途先の再エネ分野へのファイナンスでは、太陽光、太陽熱、風力（陸上、洋上とも）、バイオマスの各発電事業を想定している。


　農中では、「グリーンボンドの発行と調達資金による投融資を通じて、2021年度に策定した当金庫の中長期目標に向けた取組みを一層前進させることを期待しており、引き続きこれらを通じて持続可能な環境や社会の実現に貢献していく」としている。

https://www.nochubank.or.jp/news/news_release/2023/post-918.html