東京きらぼしフィナンシャルグループ、関西電力と連携し、デジタル金融サービスを提供。関電は「銀行代理業」としてグリーン預金やエコ住宅ローン等を電力消費者に提供へ(RIEF)
2024-08-10 10:50:36
東京を拠点とする「東京きらぼしフィナンシャルグループ」は、関西電力と連携し、関電にデジタル金融サービスを提供すると発表した。「きらぼし」の金融機能の提供を受ける関電は、銀行代理業として、電力消費者向けの口座振替サービスのほか、グリーン預金等をデジタル金融として提供する。関電が金融サービスに進出するのは初めて。関電は首都圏を中心とした市場で、電力サービスと金融サービスを一体的に提供することで市場シェアの拡大を目指す考えのようだ。
きらぼしグループは、2018年に東京都民銀行、八千代銀行、新銀行東京が合併して設立された。現在、グループ傘下には「きらぼし銀行」のほか、デジタル金融に特化したUI銀行等を抱える。
関電に対して金融サービスを提供するのはUI銀行。きらぼしと関電は「ゼロカーボン社会の実 現に向けた新たなデジタル金融サービス事業に関する基本合意書」を締結した。UJI銀行が開発した、預金・決済・送金などの銀行機能を、クラウド経由で第三者に提供するBaaS(Banking as a Service)サービスと、同グループの機能を活用し、関電が電力等を提供している消費者向けに、新たにグリーン金融を軸とした金融サービスの提供を支援する。

関電は電力契約の消費者向けに、電気料金等の口座振替機能を持つ預金サービスを提供するほか、資金使途を再エネ電力等に限定したグリーン預金等の資産運用サービスも提供する。関電は「サステナブルな お金の循環を生み出すための顧客の第一歩を後押しすることで、ゼロカーボン社会の実現に貢 献していく」と金融機能サービスに進出する狙いを説明している。
関電が提供するのは、グリーン預金のほか、高い省エネ性能等を有する環境配慮型住宅向けの 「エコ住宅ローン」なども扱うとしている。連携の仕組みは、関電がUI銀行の銀行代理業者となり、預金や貸金を利用者に提供するが、集めた資金の運用はUI銀行が担当する。具体的な提供商品や同商品の名称等については、関電が銀行代理業の免許を得た後に公表する。
きらぼしは「東京と大阪にそれぞれ本社を置く両者の強みを活かして連携を進める中で、ゼロカーボン社会の 実現に向けて金融・非金融サービスの融合による付加価値の高い顧客体験の提供を目指していく」としている。またUI銀行自体も、デジタル領域でのノウハウを活用した UI/UX機能を向上させ、大阪等での金融業務を拡大することを目指すとしている。
https://www.kepco.co.jp/corporate/pr/2024/pdf/20240808_1j.pdf

































Research Institute for Environmental Finance