山陰合同銀行の電力子会社「ごうぎんエナジー」。蓄電所を設置し、蓄電事業に参入。再エネ電力の安定供給図る。銀行系で蓄電事業参入は初めて(RIEF)
2025-09-24 21:44:25
(写真は、倉吉市内に設置された蓄電設備=同銀サイトから引用)
山陰合同銀行は、電力子会社の「ごうぎんエナジー」が電力需給を調整する系統用蓄電池事業に参入する、と発表した。鳥取県倉吉市内に蓄電所を設け、11月中にも稼働する。銀行の電力子会社で蓄電事業に参入するのは同社が初めてとしている。蓄電事業により、再生可能エネルギーの普及拡大や電力の安定供給を柔軟に行うことができるとしている。
ごうぎんエナジーの蓄電所は、倉吉市内にある山陰合銀の所有地に設置する形となる。リチウムイオンの蓄電池を4台設置した。出力は1990kW。蓄電容量は8128kW時で、単純計算で一般家庭約750世帯の1日あたりの電力使用量をまかなえる計算。投資額は公表していない。
ごうぎんエナジーは電力供給量が多い日中に発電した再エネ電力の余剰電力を、同蓄電所に蓄電し、一般家庭の電力需要が増える夕方から夜間にかけて放電することを想定している。蓄電所を電力の需給バランスの調整弁として活用することで、再エネ電力を安定的に供給することが可能になる。
ごうぎんエナジーは、山陰合銀の完全子会社で2022年設立。地銀としては全国初の電力子会社で、再生エネや脱炭素の支援などを手がけている。取引先企業にCO2フリーの再エネ電力を提供するオンサイトPPA(電力購入契約)事業を中心に、展開している。
ただ、太陽光などの再エネ電力は、季節や天候等による発電量の変動が大きいことから、系統電力への接続に際して、需要を大きく上回って発電した場合、再エネ発電の稼働を一時的に止める出力抑制を受けたりするリスクがある。しかし、蓄電所で電力を安定供給できることで、PPA電力を安定的に供給できるほか、系統接続のバランスも維持できるメリットが期待される。
https://www.gogin.co.jp/newsrelease/common/attachmentfile/attachmentfile-file-4488.pdf
https://www.big-advance.site/c/173/1818

































Research Institute for Environmental Finance