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三井住友銀行 英国ダービーシャー州で ゴミガス化発電のプロジェクトファイナンス 1億ドル強融資へ(FGW)

2014-08-22 00:57:20

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mitusisumitomobankomi01各紙の報道によると、三井住友銀行は英国の政府系グリーンインベストメント銀行(GIB)等とともに、同国ダービーシャー州とダービー市が共同で建設するゴミガス化発電事業のプロジェクトファイナンスに参画する。

 

同事業は、年間3万5000tの廃棄物をリサイクルするともに、埋め立て地からの廃棄物を年17万t分減殺することで電力を売電する。総事業費は1億9200万ポンド(約3億1920万㌦)。三井住友銀行は、GIBと、ドイツのバイエリッシェ・ランデスバンクと3等分の形で事業費を融資する。したがって、三井住友の融資額は約1億640万㌦となる。プラントの完成は2017年の予定。

 

ゴミ発電によって、CO2などの温室効果ガスを年間4万8000トン、削減する効果も得られる。発電量は年間12メガワットの見込み。25年にわたって発電可能で、全量を電力会社に売電する。

 

同ゴミガス化発電事業は英国で最初の自治体主導での長期事業とされる。GIBは低炭素技術の開発目的で資金供給に加わる。三井住友銀行は、欧米で積極的に再生可能エネルギー発電事業等への融資を進めている。

 

http://www.smbc.co.jp/news/index.html