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日本政策投資銀行、5回目のサステナビリティボンド10億ドル分発行。海外投資家向け。環境格付け融資やグリーンビルディング認証建物への融資に充当。累計のESGボンド発行額は4000億円台に(RIEF)

2019-10-10 16:30:40

DBJ1キャプチャ

 日本政策投資銀行(DBJ)は、同行として5回目となるサステナブルボンドを10億㌦(約1080億円)分発行した。資金使途は同行が実施している環境格付け融資やグリーンビル認証対象の不動産等へのファイナンス資金に充当される。ESGボンド発行総額は4000億円台に乗せた。

 

 DBJは2014年に初めてグリーンボンドを発行した後、15年以降は毎年グリーンプロジェクトとソーシャルプロジェクトを両方対象とするサステナビリティボンドを年に1回のペースで発行している。今回の発行はグリーンボンドを含めたESGボンドとしては6回目となる。発行総額は37億1000万㌦(約4000億円)に達している。

 

 ボンドは期間5年、クーポンレートは1.875%。資金使途は、同行が実施している環境格付け融資を受けた企業向けのファイナンスのほか、DBJ Green Building認証制度の対象建物、不動産セクターのESG配慮を評価するGRESBで最高の評価となるGreen Starを取得した不動産やREIT(不動産投資信託)、さらに事業法人向けのファイナンス、再生可能エネルギー分野、クリーン交通関連分野等のファイナンスに充当するとしている。

 

 ボンドのサステナビリティ評価については、外部評価機関のSustainalyticsがICMAのサステナビリティボンドガイドラインへの適合性についてのセカンド・オピニオンを付与している。債券の信用格付けはMoody’s がA1、S&PがAを付与した。主幹事はJP Morgan、HSBC、Merrill Lynch International、Morgan Stanleyの各社。国内の投資家よりも海外投資家への販売を優先した。ルクセンブルグ証券取引所に上場した。

 

 DBJによると、投資家別の販売構成は、各国の中央銀行・公的機関47%、保険・年金13%、アセットマネジャー24%、銀行16%。また地域別では、欧州・アフリカ・中東51%、アジア・太平洋35%、米州(米国オフショアを含む)14%になったという。

https://www.dbj.jp/ja/topics/dbj_news/2019/html/20191002_79629.html