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りそな銀行、プラスチック代替になる炭酸カルシウム原料の合成樹脂開発ベンチャーと包括連携協定。SDGs事業のモデル企業として支援(各紙)

2019-11-07 12:22:29

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 各紙の報道によると、りそな銀行は、環境負荷の低い合成樹脂を開発するベンチャー企業のアースクリエイト(大阪市)と包括連携協定を結んだ。同社は樹脂に炭酸カルシウムを50%以上混合した素材を開発している。同事業を2021年に拡大するため、りそな銀が金融面だけでなく経営面を含めて支援する。りそな銀では、同社を国連の持続可能な開発目標(SDGs)を事業テーマとするモデル企業に育てたい、としている。

 

 りそながベンチャー企業と包括連携協定を結ぶのは初めて。日刊工業新聞が報じた。

 

 アースクリエイトは2009年設立で、炭酸カルシウムを50%以上混ぜた合成樹脂「STONE- SHEET」を開発、普及を目指している。同製品は、レジ袋、食品用保冷包装紙、ひも状に成形加工した結束紐、手提げ袋、容器・保護キャップ、トレイ、フィルム・シート等、広範囲に利用可能。すでにデパートやコンビニなどでも実用化が進んでいる。

 

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 プラスチック製品とは異なり、一般焼却が可能。焼却する場合、炭酸カルシウムが中和剤となって、ダイオキシンの生成を抑制できるほか、樹脂の比率が少ないためCO2発生量も、ポリエチレンと比較して55%削減が実証されている。

 

 同社では海洋プラスチックごみ対策で、代替製品への切り替え需要の増大が見込まれるため、2021年に量産体制を確立する準備を進めている。そこで、りそな銀との提携で、管理体制を整えるのに必要な協力先や人材の橋渡し、資本政策や資金調達へのアドバイス等、幅広い支援を受ける方向だ。

 

 包括連携協定に基づく支援は、りそな銀の本部が直接手がける。経営が軌道に乗るまで「伴走型支援」を行う、としている。同社への連携支援をモデルとして、さらに有望なベンチャーやスタートアップを育成し、取引先として開拓したい考え。

https://earth-create.net/

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00537526