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2011年Black Planet賞の東京電力が、贈呈元のNGOを“忌避”する?(Ethecon)

2012-06-08 14:50:27

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ドイツの人権NGOのEtheconは昨年末、同団体が主催するBlack Planet Awardの対象に、東京電力の勝俣会長と清水前社長を選出した。同賞は、地球の維持のために貢献した人に贈られるBlue Planet Awardをもじったもので、一昨年はメキシコ湾で原油流出事故を起こしたBPの経営者らを選んでいる。

そのEtheconが、今年の東電の株主総会の際に、”名誉”ある同賞を贈呈するために来日しようと、東電に株主総会の日程を確認したところ、「決まっていない」「教えられない」と暖簾に腕押しの対応にあっているという。Etheconは東電は公的資金の受け入れと、政府の株式掌握、電気料金値上げなど、株主、利用者に大きな影響を及ぼす重要案件が目白押しなのに、株主総会の情報を知らせないのは「重要な情報隠ぺいにあたる」と批判している。

Etheconは、株主総会の日程がわからなくても、来日して、勝俣・清水の両東電責任者に、直接、賞を手渡したいとしている。

http://www.ethecon.org/en/793

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Black Planet Award: www.ethecon.org.

 

 

http://www.ethecon.org/en/793