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人命リスクに「おじけ」 再稼働容認で橋下市長(東京新聞) 原発問題(大)を停電問題(小)に矮小化、政治センスの限界を露呈

2012-06-08 22:47:12

大阪市役所で記者会見する橋下徹市長=8日午後
大阪市の橋下徹市長は8日の記者会見で、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働反対から容認に転じた理由について、重病患者が生命の危機にさらされるなどの計画停電による被害想定を目の当たりにしたのが要因だったと明らかにした。「停電のリスクを一覧表で見たら、正直おじけづいてしまった」と述べた。

大阪市役所で記者会見する橋下徹市長=8日午後


市長の指示で作成されたリストは、計画停電を実行した場合、「生命・身体・健康への配慮が特に必要な施設で重大な影響を及ぼす恐れがある」と明記していた。

市長は、関西の府県民に節電の負担を求めるのと、停電時のトラブルまで耐えてもらうのは別の問題だと強調した。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012060801002113.html