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大飯原発「再稼働は遺憾」　奈良市長、政府の対応批判（各紙）

2012-06-12 23:24:10

各紙の報道によると、奈良市の仲川げん市長は１１日に記者会見し、関西電力大飯原発３、４号機（福井県おおい町）が再稼働された問題で、「議論が尽くされていないのに再稼働するのは遺憾」と政府と関電の対応を批判した。

　仲川市長は、奈良市が取り組む節電政策についても説明した。市内にある美術館やプールの無料化、街路灯のＬＥＤ化などが中心だ。その中で、近隣の生駒市が実施する省エネ機能の高い家電への買い換え補助事業などに言及し、「私は思いつかなかったが、いい取り組み」と評価、今後奈良市でも検討していく姿勢を示した。

　政府に対しては「こうしたアイデアは基礎自治体からしか出てこない。国が地方に資金を供給してて節電を徹底させる姿勢を打ち出せないのか」と指摘した。