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「不適切発言あった」 中部電会長、聴取会の社員発言で陳謝(各紙)社員の参加否定には疑問

2012-07-23 18:52:45

各紙の報道によると、中部経済連合会の三田敏雄会長(中部電力会長)は23日、中部電の社員が政府のエネルギー政策に関する意見聴取会で原発推進を主張したことが批判されている問題で、「痛みを感じる方が非常に多い中で、不適切と言わざるを得ない発言もあった」と、社員の行動を陳謝した。

 ただ、社員が身分を明らかにして個人として発言したこと自体は「(主催者側と)最終段階まで確認しながら参加したと聞いている。そのことの是非については申し上げにくい」と述べた。聴取会で電力会社の社員の発言が相次いだことを受けて、政府が電力会社社員の発言を認めない方針を示したことに対しては、「いろんな立場の意見をまとめていくことが大切だ」と疑問を示した。