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鹿児島県南大隅町の「最終処分地候補」を否定 福島の汚染土壌で細野環境相(各紙) ガセだったのか、早く出過ぎたのか?

2012-08-24 15:15:25

各紙の報道によると、東京電力福島第1原発事故による除染作業等で出た汚染土壌などの最終処分地候補として名前が挙がった鹿児島県南大隅町について、細野豪志環境相が閣議後の記者会見で「具体的な処分地設置について、これまで特定の地方公共団体に打診した事実はない」と否定した。

 同問題について細野大臣は、最終処分地の選定については「今後30年以内に福島県外で最終処分する。具体的にどのように(汚染土壌の)量を減らすか、処分地までの安全な運搬方法、処分地自体の適地をどこにするかなどの検討は内部で現在、進めている段階」とした。ただ、検討の進展状況については「技術的な課題もある。それらを短期間に決着するのは現時点では難しい」と語った。藤村修官房長官も記者会見で、政府側が南大隅町に接触した事実について否定した。